びゅるるのたれ流し

エロ漫画の感想置き場

ろりとぼくらの。

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ろりとぼくらの。

クジラックス

茜新社

【収録作品】「がんばれ便所飯くん」「らぶいずぶらいんど」「さよなら姦田先生」「JSえっち講座 女児ルーム編」「ろりともだち」「学祭ぬけて」「学祭ぬけて番外編 ニコニコ♪ゆなちゃん」「ロリ裁判と賢者の石」「まなでし!」「ろりともだち番外編 夏休みの少女達」

 

見てのとおりのロリ本である。

そして私は無類の巨乳好きだが、ロリでもある。

ストライクゾーンは11歳からでちょっとマセてきて異性(特に年上のお兄ちゃん)を気にするようになってきた小学5年生くらいの女の子(クラスでも背は高めで髪はロング)が好きである。

だが持病の巨乳好きが祟り、おっぱいの小さい女を性の対象としてみることは無いのでロリ本などは今までに買う事なんて無かったのである。

しかし、ネットでたびたび目撃するクジラックス先生の漫画が気になるようになり、人気作家への興味からこの度こちらを購入した次第である。

 

本題に入るとしよう。

これは愛の物語である。それ以上でもそれ以下でもなく、純然たる愛情の前には年齢というものは等しく無関係であり、愛情という主観のみが正しい世界で、正しい行いを遂行するとこの素敵な世界が広がるのだ。

もちろん愛には困難も存在する。一筋縄ではいかない事ばかりである。

しかししっかりと向き合いお互いを理解し深め合うことでそれは正しい愛の形となる。

これがその証拠である。

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愛情と相反する苦悶、しかし正しい愛情の到達点に至ればその苦悶は必要な悩みであったことが分かる。最初から正しいことなんてわかりっこない。そういう真理をも描写するすばらしい作品である。

 

こちらはどうだろう

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真実の愛を求道する二人の若者の、若くて苦く、困難と苦悩に満ちた等身大の物語である。

作品を通じて、間違った愛が蔓延る世界から正しさを求めた二人の青年が愛を知り、そしてその愛の行く末を見守る胸を打つストーリーに涙なしでは見られない感動秘話である。

 

間違っても物語の構成だとか、構図だとかそういう品評的なことはこのブログでは触れない。漫画に宿る単純な漫画力(漫画パワー)を分析することなくただの漫画力として感じて欲しい。

すごい漫画力にただ感動するばかりであった。

 

最後になるが

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こちら作品はロリ漫画でありながら「少女に対する性犯罪」と真摯に向き合った異例の問題作である。

これは是非全ての人に読んでもらいたい。

少女の苦しみ、悲しみ、強姦という恐ろしい犯罪を、裁判員制度を通じてリアルに、そして衝撃的に描き切ったものである。

少女がフラッシュバックに悲鳴を上げるシーンはもはやティッシュを手放せなかった。

 

この様な作品を生み出すクジラックス先生の作風はエロ漫画でありながら人間ドラマに焦点を当て時にユーモラスで、美しい風景描写にとらわれ過ぎず、社会の逸れ者のささやかな日常生活に潜む喜びと哀しみを丹念に描く、山本洋次監督の様であると感じた。

つまるところ天才であろうという評価である。

 

ここまで読んで頂いた方にはこちらも忘れずにお勧めをしておく。

これらもまた間違いない最高傑作であろう事は読む前から理解できるので、今から読むのが楽しみである。

 

おまわりさん、この人です。